福屋八丁堀本店 広島市中区胡町 2018年10月14日

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福屋八丁堀本店4階の多目的トイレです。まりちゃんがインスタグラムで紹介したところ、「清潔、理想的」や、「お出かけをためらっている車いすユーザーに心強い」などのコメントが寄せられました。こちらのトイレは安心してご利用いただけると思います。

コメントのなかに「せっかく外出する機会があっても、トイレの度に自宅に戻る」という方がいらっしゃいました。まりちゃんとお散歩するときに、まず考えるのはトイレのことです。

町中には多目的トイレが増えています。洋式便座、ウォシュレット、跳ね上げ式の手すり、オストメイト設備、あかちゃんベッドなど、多目的トイレの要件を満たす設備はそろっているのですが、配置が悪い、車いすがストレスなく動ける広さが足りていない、空調がきいていない、車いすをコントロールしながら引き戸が開けられない、といったことにぶち当たります。利用者の事情は様々で、たとえ設計を統一できたとしても、不自由は出てくるものですが、なんだかチグハグな感じ。

行政は多目的トイレのマップをつくってホームページで紹介していて、それはありがたいのですが、行ってみると洋式便座に申し訳程度の手すりがあるだけで、トイレットペーパーさえもない。あきらかに衛生面が不安で、だれがつかうんだろうというトイレが多いのが実際です。

必要とする人のためにの想いと設備が、ニーズに合っていないチグハグな感じ。それをほんのわずかでも解消できたらいいなと思っています。まりちゃんは、交流の場、意見交換の場としてインスタグラムを開設しています。

第75回秋のうまいもの大会 551蓬莱の豚まんとシュウマイを買いました。

会場の福屋八丁堀本店8階催事場には、八丁堀交差点の東館エレベーターで8階へ。八丁座の前を通って、本館につづくスロープをつかいました。

2016年2月25日 八丁堀西交差点から。2019年で創業90周年の福屋。地上8階地下2階の本館は1938年(昭和13年)4月竣工。被爆建物です。「この世界の片隅に」にも登場します。原爆被災説明板(自転車の左隣に写っているもの)には、川本俊夫さんの写真とともに「鉄骨鉄筋コンクリート造地上8階、地下2階建の建物は、原爆の炸裂による強烈な爆風と震動を受け、すべての施設、器具類が吹き飛ばされました。また、全館が炎の海と化し、建物の中にいた多くの人が亡くなり、建物は骨組みと外郭だけを残すだけになりました。」と。

2015年12月22日 八丁堀バス停(東京スター銀行前)から。本館に隣接するのが東館。

2016年10月30日 東館1階。東館が建つ場所には明治期より松竹の映画館があったとのこと。界隈でかつて営業していた映画館の写真を展示しています。8階では2010年から八丁座が営業をスタート。

2016年11月15日 東館から八丁堀電停(白島線)が見えました。