稲荷大橋広島市南区稲荷町 - 中区銀山町 - 橋本町 2018年11月30日

車いすで渡るときに留意していることがあります。歩道の東詰（南区側）西詰（中区側）。つまり、橋を渡り始める時、または渡り終える時です。

両詰にはそれぞれ親柱と街灯があるので、道幅が狭まります。
親柱で歩道は急にカーブします。車いすからの目線では、親柱がブラインドになります。対向の歩行者や自転車が、横から飛び出して来るような印象を受けます。
時間帯によっては通行量が多いです。自転車も走っています。
東詰は勾配があります。
下流側の歩道西詰（中区銀山町）は、親柱の横に立木が植わっており、葉の茂みで視界はさらに限定されます。

車いすからは、親柱がブラインドになるのと同様に、歩行者や自転車からは、死角ができる瞬間があります。みなさまどうぞご注意いただけますと、ベリーハッピーです。ありがとうございました。

京橋川上流側の西詰（中区橋本町）には、稲荷町電車専用橋の原爆被災説明板があります。「京橋川に架かるこの鉄橋は、人類史上初めての原子爆弾により、爆風でレールが上下左右に波打ち、熱線で枕木が焼けこげました。市内電車の専用橋でしたが、下流の柳橋が焼け落ちたこともあり、市内中心部から郊外へ避難するため、多数の被爆者がこの橋を渡りました。橋の下では、無数の死体が浮かぶ川に、水を求める人が殺到しました。」宮武甫さんの写真とともに記されています。2013年1月19日

Inari-machi Streetcar Bridge
Approx. 1,350m from the hypocenter, Shimo-yanagi-cho (now, Kanayama-cho)
The blast bent and buckled the rails. Fire charred some of the ties. Because the main Inari Bridge (running next to the streetcar bridge) toppled on August 6, many fled the city center across the railroad bridge seeking refuge at the Eastern Drill Ground and elsewhere.
The Inari-machi Streetcar Bridge was replaced with a road and railway bridge, the Inari-ohashi Bridge, with the widening of the connecting road, Aioi Dori.